東京で生活をするようになってからめまぐるしく変わっていたのはいつも周りで、おいてけぼりにされたような感覚ばかりだったけれど、この夏が終わってから、はじめて、わたし自身が違うひとになったようだった 指の先まで痛かった頃から、髪を切ってもいいと…
急にやってきた冷たさに、喉の奥がいたい。繋いでた手を離して電車に乗ったら、めのまえがくらくらした。 花火も見た、手持ち花火も二回やったし、バーベキューだってした。会いたくてたまらなかったひとたちにも会えて、家に帰ればだいすきな女の子も居る。…
親愛なる友人のみた夢のはなし。 「本屋さんにいたんやけど、もえちゃんはね、私に手紙書いてくれてて、どっかの本の中に隠しましたーどれでしょうーって言ったの。そしたらこたろうさんがさ、ぱってペンギンの本取り出して、そこから手紙を見つけたんよ。め…
すきな音楽をきいて、すきなごはんを食べて、すきなひとはしあわせだって言ってる。 むつかしいことから離れて、不安を隠さないでいれて、さみしくないのに泣いたりしてる。 時間が経つとうそになる言葉は使いたくない。 あいたくなったらあいに行って、ゆる…
ポストは毎日みるクツは玄関に3足まで洗濯物はたたんだらすぐなおす本にほこりをかぶせない晩ごはんは抜いてもいいめざめたらストレッチと体操お風呂はねむくなる前に足のつめはのばさない二度寝は二回までせすじをしゃんとする髪がのびたじぶんをそうぞうす…
今日はうまくわらえなかった
飛行機から光る街がみえた。 あっというまに東京についてしまう。 となりのおじさんに気づかれないように、窓の外を覗くふりをして泣いた。 東京に出て来てすぐ出会ったお姉ちゃんのようなひとに、 もえちゃんほんと一人暮らし向いてないよねってわらわれた…
だれしもがやさしくありたいとおもうものだけど、ときどきかなしくなってさみしくなって、 きずつくかな、きずついて、そしたらなんか変わるかなって、他人を容易に変えたがって、じぶんばっかみてるじぶんに気がつかないで、それで泣いてるひとがいるなんて…
朝が嫌いなじぶんがどうも嫌い。 朝を好きになれたらじぶんも好きになれるのかというとそういう話じゃない。 熱がたりない。 日に日によわってくから焦ってる。 水をかけてもらうのを待っている。 いっそ吹き消してほしい。